2009年8月6日木曜日

マイクロフォーサーズとロッコール(その3)

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※本題の前に・・・リアルな私事ですが、現在住居の移転活動中であり加えてお盆前後のお仕事集中状態で(ありがたいことです)、なかなか更新とコメントのお返しがしにくい状況であります。気持ちとしてはこのシリーズどんどん進めていきたいのですが進捗は滞りがちになること必須です。申し訳ありませんが長いスパンで見ていただけましたら幸いに存じます。



さて、そんなこんなでミノルタのカメラとそのレンズブランド名であるロッコールにすっかり心酔してしまった僕であった。なんだかタイトルに反してなかなかマイクロフォーサーズとの融合にまでたどり着けないでいるが、自分にとって大切なことなので仕方がない。



世の中には自分という個人にとって「合う、合わない」という事象が存在し、その意味で僕のような偏屈に「合う」カメラ・レンズを造るミノルタというメーカーは、大企業としてはその時点で大きな市場から逸する宿命であったとしか言いようがなかったといえると今は思う。本当に良いメーカーだった・・・



なにをもって良いメーカーかというと、それにはレンズとボディなどの性能や大きさ、価格といった複合的な要素で判断されるのが本道であるが、まずはレンズサイドから僕を含め往年の(?)ロッコールファンが口を揃えていうところは、



・ボケが綺麗
・シャープでありながら写りが柔らかい
・カラーバランスが素直で落ち着いている
・上記の総合として自然な描写をする



といったところだと思う。発色が派手なわけでも、コントラストが高い訳でも、素晴らしく解像力が高い(ように見える)訳でもない。自然な描写に優しさを感じ取ったということだろうか?こうした好意的な意見は実はミノルタの設計陣もしかっり認知していたところで、設計に際してはそうした数値で言い表すことのできない部分にまで思慮していたというから驚く。こうしたことは世にあるその手のムック本を読めば書いてあることであったりもする。



ただ、そうした評価が絶対的にミノルタのレンズに全てに当てはまるかといえば、決してそうではなく、例えば高級コンパクトカメラであるTC-1に搭載され、後にLマウントレンズとして限定ではあるが単体で販売された「G-ROKKOR 28mm f3.5」などは結構なハイコントラストの硬い描写で、お世辞にも柔らかな写りとは言えなかった。



しかしながら、ヒトが何かを好きになってしまった時の肯定力というのは凄いもので、アバタもエクボの例えのように、千代田光学時代から「O」に横線が何本か入った新しいロゴ(現行のロゴ)のミノルタ時代のものまで、ミノルタのすることは何でもかんでも許容してしまうから不思議なものである。それでも、チヨコーからアルファまでイロイロ様々なレンズを試すうちに(ほとんどが借り物であったが)、概ね自分の好みのラインが定まってくるものである。



具体的には80年代に設計された、ROKKOR名称の際立たない焦点域レンズ・・・、と、その話は次回。



予断であるが、僕がミノルタ好きになった時は、すでに「αショック」も過去の話のオートフォーカス全盛時代であり、ROKKOR名称のレンズはマニュアルレンズも含めて現行のものではなかった。なおかつ、中古市場も(今ほどではないものの)人気がなく、それらのレンズは「信じられないくらい安かった!」ことを付記しておく。



※おちゃらけなしでごめんなさい。



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【カメラ:OLYMPUS PEN E-P1 / マウントアダプター:マイクロフォーサーズ→ライカM / レンズ:MINOLTA M-ROKKOR 40mm f2】